株式投資では、個人投資家の狙い目は小型株になると思います。
小型株かどうかは「時価総額」をみて判断します。では、時価総額とはどのようなものでしょうか？
宇佐美さん会社の時価総額ってなんだ？
おにおざっくり言うと企業の価値、規模を評価する指標のひとつですね
宇佐美さんへえ、時価総額について詳しく教えてくれよ
おにおわかりました、今回は時価総額について解説していきます
時価総額とは
時価総額とは株価に発行済株式総数を掛けたものです。例えば株価が1000円で発行済み株式総数が100万株であれば、
時価総額は10億円になります。
大きい会社であれば、時価総額が１兆円を超える会社もあります。時価総額がいくらなら小型株というような決まりはないのですが四季報に掲載されている会社では、500億以下の会社であれば概ね小型株に分類される会社と考えていいと思います。
宇佐美さんへえ、時価総額500億円以下になると小型株の扱いになるのか
おにお決まりがあるわけではないですが、500億以下であれば小型株と考えておくといいでしょう
小型株の会社が狙い目
時価総額が比較的に小さな小型株の会社を選びます。時価総額が大きい大会社だとプロの人たち（機関投資家など）が、
ものすごくリサーチして売ったり、買ったりしている為ほりだしものがみつかりにくいです。また四季報の情報だけでプロに太刀打ちするのは難しいです。
小型株であれは機関投資家の目が行き届きにくく、また機関投資家は優良な小型株を見つけたとしても会社の方針や規制などで小型株が購入ができないことが多いようです。
そういった理由で、時価総額が500億以下の会社は、個人投資家にとって、ほりだしものが見つけやすい優位性のある会社と言えます。
宇佐美さん個人が投資で稼ぐなら小型株がねらい目ってわけだな
おにおそうですね、掘り出し物を探したい場合や大きく伸びる会社を見つけたい場合は小型株の会社に注目してみるのがいいと思います
他の基準にも注目する
時価総額500億以下の小型株の中から、有望な会社を見つけることが個人投資家の投資手法の１つとなると思いますが、
みるべき基準はいくつか、あります。「売上、PER、トレンド」など他の基準にも着目しましょう。
なお、株の選び方の基本については下記のブログで詳しく説明しています。
宇佐美さん小型株かどうかだけじゃなくて、他の指針もみることが大事なんだな
おにおそうですね、株を購入するときは他の指標も参考にして総合的に判断をしましょう
