株式投資に興味があり株式投資を始めようと思い立っても、株を購入できる会社はたくさんあるので、どの株を買えばいいのか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか?
株式投資をしようと思ってもどの会社の株を買えばいいのか全然わからないんだよなあ
確かに最初はどの会社の株を買えばいいか全然わからないですよね
いい会社の選び方のコツとかはないのかねえ
投資をする会社を選ぶには「4つの基準」に従うといいですよ
株式投資4つの基準
”株式投資を始めてみたいけど、どんな会社を買ったらいいかわからない”
”有名な会社の株を買ってみたけど、すぐに株価が下がってしまった”
”どんな会社の株を買えばいいのかわからない”
”何を基準に株を買えばいいのか迷ってしまう”
そんな風にお困りではないでしょうか?
「投資」と聞くと難しく聞こえてしまうかもしれませんが、株を買うのもショッピングと同じように、要は良いものを安く買うことが大事です。つまり「良い会社を見つけて割安で買うということ」が基本です。
ではどのような基準であれば、割安で良い会社を見つけられるのでしょうか?それは、割安で良い会社を探すための原則に従って会社を選ぶことです。その原則とは次の4つです。
以上の4つの基準に従って、すべての条件を満たす会社を選んでいけば、今後株価の上昇が見込めそうな会社をみつけられます。
会社を選ぶときに基準に従って選ぶ訳だな
そうです、次の項目からは4つの基準についてそれぞれ解説していきます
1、売上、利益が伸びている会社を選ぶこと
売上、利益の伸びている会社であれば、今後も株価の上昇が期待できます。売上高が順調に拡大しており、売上高の拡大を継続できそうな会社を選ぶことが大事です。
(一発屋的なヒットではなく独自の強みがあり、それによる事業拡大余地が残されているもの〉
売上他高の拡大を継続できる会社であれば、今後の株価も上昇が期待できるからです。特に売上高が順調な会社の中でも、売上高に対して経常利益が10%以上ある会社に注目しましょう。
売上が順調で利益率の高い会社を選ぶといいんだな
そうですね、売上高に対し経常利益利益が10%以上が目安です
2、割安さのある会社を選ぶこと
現時点の株価で、会社が割安さかどうかというのは、非常に判断が難しいのですが、割安さをみる基準の1つとして、「PER」という指標があります。PERは株価÷1株益(EPS)で計算され株価が割安かどうかの指標とされるものです。(今期予想PERが低くて来期予想PERがもっと低くなっているものが理想)
一般的には10〜20倍程度の銘柄が多いです。15倍程度なら標準的な水準と考えられます。10倍以下なら比較的割安傾向ではあるので、10倍以下の会社を狙い目にしましょう。ただし、業種によっても標準的な数値は変わるので、PERが低いからといって、それだけで購入の判断するのは危険です。あくまで傾向をみる指標の1つです。
PERが高い会社でも業績が高まりそうな会社であれば、PERが高くても割安かもしれませんし、逆にPERが低い会社でも将来見通しが悪いと割高といえるかもしれません。ですが、原則は、PERが10倍以下の会社に注目しましょう。
買い物するときでもセール中のものは、お買い得だったりするもんな
株式投資でもお買い得品をみつけていきましょう
3、株価の値動きが上昇傾向にある会社を選ぶこと
株価の値動きが上昇または横ばいしている傾向の会社を選びます。値動きはチャートで判断します。(チャートは証券会社のホームページやヤフーファイナンスなどで確認できます)一般的には下降トレンドを避け、横ばいトレンドまたは上昇トレンドを狙うのが定石です。
上昇トレンドを狙う理由は、比較的に上昇トレンドの方が下降トレンドを狙うよりも難易度が低いからです。あえて下降トレンドを狙う戦略もありますが、難易度はかなり高いです。
人はついつい安くなったものに目が行きがちです。株価もある程度下がると「今後は上がるのではないか?」と考えてしまいますが、どこが株価の底値になるのかの見極めは相当難しいです。少なくとも最初のうちは、チャートが上昇傾向にある会社を狙いましょう。
なるほど、値動きが上昇傾向にある会社を狙うのか
一時的に値動き下降傾向であってもいい会社はありますが、最初は値動きの上昇傾向にある会社を狙っておきましょう
4、時価総額が比較的に小さいな会社を選ぶこと
時価総額が比較的に小さな会社、目安としては時価総額500億円以下の会社を選びます。上場している会社で時価総額が500億以下の会社になると、概ね「小型株」に分類される会社になりますが、個人投資家はこの「小型株」を狙い目にします。
小型株を狙う理由としては、 プロの投資家(機関投資家等) の目が行き届きにくく、これから大きく株価の上昇が見込めるような、ほりだしものが見つけやすいです。
時価総額が大きい大会社だと分析も多いため、個人投資家が四季報の情報だけで、プロの投資家に太刀打ちすることはとても難しいです。個人投資家は時価総額500億円以下の小型株をねらい目にしましょう。
小型株が大型株に化けるのを狙うわけだな
小さな会社が大きく成長していけば、株の利鞘もその分大きくなっていきます。
具体的な成功例
上記で紹介した「4つの基準」に従って、僕が実際に株を購入した例を紹介したいと思います。僕は2020年8月に「エフオン」という会社の株を購入しました。
下の写真が2020年の秋号掲載のものですが、
1、売上高と利益は順調に伸びており、経常利益率が非常に高い
2、PERが10%以下
3、チャートが2020年1月頃に底をうち、上昇中
4、時価総額が500億以下
とすべての条件を満たしていました。
条件にあてはまる会社だったので購入を決意。当時の取得単価¥619で、500株を購入で合計¥309,500円です。
2020年12月末頃まで保有しましたが、役定単価は¥1,223となり、12月末に 500×1,223=¥611,500で売却。
最終利益は ¥611,500 ー ¥309,500 = ¥302,000 となり最終的に30万円以上の利益となりました。
原則に沿って、有望な株を探せば、株価の上昇を期待できます。
基準に従って購入していけば、利益を狙っていけるわけだな
必ずしもというわけではありませんが、基準にしたがえば利益をだせる可能性は高くなるはずです
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