株式投資では株価の「トレンド」という言葉がよくでてきますが、「トレンド」とは、株価の大局的な動きのことを指します。株価の動きは「移動平均線」というチャートの補助線を見て判断します。
移動平均線って、あのウネウネしたグラフだよな?
そうです、株かのトレンドを知るには移動平均線の見極めが大事になります。
トレンドの種類
トレンドは大きく3つに分けれます。
・上昇トレンド ・・・上下に動きながら、どんどん上昇している状態
・下降トレンド ・・・上下に動きながら、どんどん下降している状態
・横ばいトレンド ・・・上下に動きながらも、大きな動きがなく、同じ範囲を行き来している状態
個別株を選ぶ上では株価の値動きが上昇または横ばいしている傾向の会社を選ぶのが一般的です。値動きはチャートの移動平均線で判断します。一般的には下降トレンドを避け、横ばいトレンドまたは上昇トレンドを狙うのが定石です。
あえて下降トレンドを狙う戦略もありますが、難易度は高いです。
横ばいのトレンドか上昇トレンドを狙えばいいわけだな
あえて下降トレンドを狙う方法もありますが、初心者の方は避けた方が無難です
期間によって形が変わる移動平均線。
なお、移動平均線は期間によって形が変わってきます。移動平均線の設定目安は、短期投資、長期投資によって変わってきますが、以下のようなものが目安になります。
へえ、短期投資するか長期投資するかでも移動平均線の設定は変えないといけないのか
株をかったとすれば自分がどれくらい保有するつもりなのかをあらかじめ決めておくといいです。
他の基準も参考にする
トレンドは個別株購入のひとつの目安となりますが、「売上、PER、時価総額」など、他の指標も参考にした上で、
購入を判断するのがいいかと思います。個人投資家の方は、時価総額500億円以下の小型株を狙い目にすることがオススメです。
なお、株を購入するときの原則については下記のブログにてまとめています。
トレンドだけで株を買うかどうか決めてはダメなんだな
株を購入するときは、会社の他の指標も参考にして総合的に判断しましょう